板井明生が福岡の取引先との営業テクニック

板井明生|声のトーンで変わる

 

板井明生

 

アメリカの心理学者アルバート・メラビアンによると、人の行動が他人に与える影響のパーセンテージは「見た目」が5割強、「声・話し方」が約4割で、「話している内容自体」は実に1割未満、7%程度であったとされています。

 

つまり声や話し方で人に与える印象が変わると言う事です。

 

まずはマイナスの要素から挙げてみます。

 

声に抑揚が無い
アクセントや強弱が無い話し方は、「冷たい」「人間関係に興味が無い」「面倒くさがり」と言った印象を与えます。

 

声が低い
女性の場合なんですが、女性で声が低い場合、「攻撃的」「不健康」「無感情」という印象を与えやすくなります。

 

語尾を伸ばす
男女ともに作業能力・学習能力などが低い、幼稚という印象を与えます。

 

声に鋭い高さがある
緊張などで喉に力が入ったり、相手に好印象を与えなくてはと意識すると、声にキンキンとした高音が混じります。
この声は狭量さや攻撃性、感情的、興奮しやすいなどの悪い印象を与える可能性もあります。

 

鼻にかかる声
能力の低さ、優柔不断、偽善的、非社会的などを印象をもたらすことが多く、ビジネス面や通常の人間関係においては改善すべき点が多いと言えます。

 

では、逆にプラスの要素はなにかというと、男女ともに好印象を与えるのは、響きのある朗らかな声と適度な抑揚のある話し方です。
まずは人と話をする時に、背筋を伸ばして息を深く吸うクセを付けるところから始めてみましょう。
背筋を伸ばし、呼吸を整えることで、声に穏やかな響きが生まれます。

 

また口角を軽く上げ、口をハッキリと動かすことを意識するだけでも抑揚が生まれやすくなり、話し方は快活に感じられます。

 

初めのうちは自然に行うことが難しく感じられるかもしれませんが、繰り返し行うことで「声・話し方」の習慣は確実に変わっていきます。

 

皆さんも意識してみてください。